西加奈子さんとふくだももこ監督のほとばしるエネルギーを一身に受けて臨んだ撮影は、ゴウゴウと音の立つような灼熱の日々でした。
とっても良い汗をかきました。いつも隣にいてくれたファーストサマーウイカさんも、かっこいい汗をかかれていました。この企画が立ち上がってから本当にたくさんの方々の支えがあって、生き生きと燃え盛る躍動の物語が出来たと思います。
ありがとうございます、と、皆様どうぞよろしくお願い致します！

他人と違っていたいのに、
他人と違うのが怖い。

自分のNOは誰かにはYESで、
唯一無二でいたいのに、
無意識に共感のいいねを求めている。

自分と世間体のはざまで
炎のようにゆらぎゆらめく心と身体。

原作とは違った時代と世界線。
令和に生きる梨田と浜中の葛藤が
誰かの光になりますように。

出演が決まった時、信じられない気持ちと嬉しさで、何度メールを見返し、何回飛び跳ねただろうか！僕の俳優人生に炎が灯った瞬間でした。あれから一年、いよいよ劇場公開です。ふくだももこ監督×西加奈子さんの、太陽も負かすパワー爆発の映画になりました。
また、ふくだ監督はいつも僕にグミをくれます。そんな優しい映画でもあります。生きづらいこの世界に、希望と優しさがもっと溢れますように。劇場でお待ちしております！

西加奈子さんの原作にふくだももこ監督の熱い炎の息がかかり、その瞬間いろんな物語が動き出し、そしてうらじぬのさんが私の目の前に立った時、「ああ、だから私は映画に出たかったんだ」そう強く思いました。梨田と浜中は本当にそこに居て、同じその場所にトモとして居れた時間を宝物のように思います。
同じ気持ちをこの映画に関わった全ての人が思ってるだろうという自信があります。
こんなにも熱くて熱くて暑い映画は、見た人にどう伝わるだろう。得体の知れないワクワクを胸に、沢山の人に届くことを楽しみにしています。

撮影当日、現場に入った時、一人一人のエネルギーが凄くて、びっくりしたのを覚えています。その中でも監督のエネルギーは桁違いで、ギラギラと燃えているかのようでした。文章を書いている今でも、監督の声が何度か聴こえてきました。
映画が完成して、映画館で公開されて、誰かが観てくれる。これが1番幸せな形です。
是非、よろしくお願い致します。

真心が込められている映画は、美しい。
虐げられ、掬い上げられてこなかった人達と、
この映画は共に在る。

主演のお二人はもちろん、出演者の皆様それぞれの素朴な魅力も存分に引き出されています。
ふくだももこ監督の、人を決して突き放さない、慈しみの心によるものでしょう。

いじられる笑い、嘲笑、自意識、
ルックス、セクハラ、差別、
人に不当に雑に扱われること…。

あらゆる燃え盛る悲しみを抱えた人々に、
『炎上する君』が届くことを、切に祈ります。

バンドメンバーのめる役を演じさせて頂きました。
衝撃の出会いでした。「炎上する君」という作品は、 無意識のうちに私の中に植え付けられていた様々な 価値観を燃やし、私に大きな刺激を与えてくれました。
自分の思いを上手く受け取ってもらえなかったり、 理不尽な圧に心が折れそうになっても、もがきながらも 負けずに今を生きていく主人公が物凄くカッコいい！
「みんな違って、みんな自由」
映画を観た皆さんがそう思えますように。

うらじさんとファーストサマーさんに会った瞬間、圧倒的な清々しさにやられた。
芝居が始まった瞬間、微塵も嘘がない言葉に撃たれた。
うわっ、なんていう二人だ、なんていう親友なんだ。梨田と浜中。
親友というものに憧れている私はただただ魅入った。 そして完成した「炎上する君」。
私が、梨田と浜中に、みんなに「自分で生きてけっ」って言われた。 しなやかで強くて熱くて優しい。素直に頷いた。

身の回りに存在する理不尽の1つ1つと対峙するのはあまりにも困難だと思います。数が多すぎる。そして複雑化しすぎて敵がどこにいるのか分からない。ただじっと目を閉じて物事が通り過ぎていくのを待っている僕たちの代わりに、この作品に生きている人たちは思い悩んだり、救われたり、救われなかったりしてくれました。そのことがなんだか嬉しかった。
何もないフリを覚えてしまったあなたにどうかこの作品が届いて欲しいです。

初号試写を拝見した時、本当に攻めた作品だなあと感じました。僕は大好きです。多様性の時代の中、変わらずのものもあり、けれど見る人の価値観もどんどん増えていき、何が正解かわからない中、僕の役もこの作品が誰かの心をぶっ刺す一つのスパイスになれていたらいいなと思います。

仕事に疲れ果てたサラリーマン、スタジアム役（以下スタさん）を演じさせていただきました桜井鉄也です。
原作者の西加奈子さんとふくだももこ監督のパワフルかつ繊細で柔和な雰囲気がスクリーンにしっかりと映し出されていて、疲労困憊のスタさんも思わず飛び跳ねるほど元気をもらえる作品です。この時代を自分らしく、強く生きていくためのエネルギーになること間違いなし！是非お楽しみください！見終わる頃にはあなたもDIVA!!!

私自身今までシスターフッドに何度も助けられてきました。
また、この作品に勇気づけられ、安心して暮らせる社会を作るために行動を起こしていこうと思いました。
私たちにはもっともっとロールモデルが必要だと思っています。
これから私がどんな形で映画と携わっていけるのか分かりませんが、志を共にする方々と手を取り合いながら進んでいきたいと思います。
この作品が多くの人にとって自分自身で考えたり、前進していく機会になることを願っています。

現在も社会に溢れる問題に、踠き、立ち向かう登場人物達に、生きる勇気をもらえます。
そして、きっとあなたを、優しくそして力強く抱きしめてくれる作品です。
観終わった後は、身も心もぽっかぽかになります！是非、劇場でご覧ください。

SNSの普及で、自分や他人を比べる要素が多くなったと感じる昨今。
自分らしさとは、と考え生きづらさを感じる事もあったかもしれません。
そんな中でも自分は自分のままでいいんだと、誰よりも熱く全力で肯定してくれる。
そんな言葉が沢山散りばめられている作品だと思います。
圧倒的な味方が此処には居る。
この作品が皆さまの心のお守りになれたら嬉しいです。

こんにちは。僕は芸人の役をしました。
撮影に向けて、監督や芸人役の仲間達とネタを磨き合うため稽古をしたり、動画を撮ったり、良き時間をじっくり過ごさせて頂きました。
今でもその時のネタ動画を時々見返しては、ニヤニヤしています。
この作品は、関わった皆さんの個々の愛情が、たっぷりどっぷり真っ直ぐに注ぎ込まれているなあと思います。
どうか沢山の、この作品に出会うべき人達がこの作品に出会えるといいなあと、思います。

悩み事の一つに、世間体が原因になる事は少なからず一度はあると思います。
そんな私に"世間体を捨てる勇気"をくれる作品です。
世間体というのはそんなに大袈裟なものではないのに、全世界すべてを敵に回したかのように思い詰めてしまう。そんなのは、とてもバカバカしい。
高円寺を歩く度に、今日もこの街のどこかで生きている梨田と浜中の姿が頭に浮かんで勇気をくれます。
「あなたは悪くない！」

初めての映画出演でしたが、漫才のネタ作りから自由にさせて頂き、ふくだ監督並びにスタッフの皆様や相方役の山田さんには感謝しかないです。不思議なのにリアルな世界観を堪能してください。

私は私のままで生きていいんだ。と勇気をくれる、背中を優しく押してくれる作品になっていると思います。
私は梨田と浜中がある行動をするきっかけとなるシーンでお笑い芸人役を演じました。大喜利をする芸人達がヒートアップする様子を客席からみている梨田の少しずつ変化にしていく表情に注目していただけたらと思います。
「炎上する君」をみたみなさんの心がどう揺れ動くのかとても楽しみです。

わたしの奥底にあるものを誰かに話したくて伝えたくて、でも言葉の選び方もわかんない、嫌われてしまうことも怖い…ああ今日もまた上手く生きれなかったや、てへぺろ、なんてまるでモノクロで無限ループな毎日に鬱屈としていたあの時のわたしの心を間違いなく包んでくれたのが、ふくだももこ監督の「おいしい家族」でした。
「あなたは誰でもない、あなた」なんだよって深いあたたかな胸に飛び込みたかったんだなぁとその時はっきりと疑念であったものが確信へと変わりました。
ふくだ監督の作品がわたしの心を色付かせてくれたように、本作でも必ず「あなた」の心をビビッドなものにしてくれると思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。今日を上手に生きれなくても、わたしはわたし。そんなあなたに届きますことを。

終映後、力と共に胸に湧いたものがあります。
在るが儘を受け入れ、無条件に応援してくれる人達の顔です。
その人達のおかげで今の僕が在ります。有難うございます。
ふくだ監督をはじめ、この映画の関係者やお客様に対しても同じ気持ちです。
皆様は私にとって梨田であり浜中です。私も誰かにとってそういう存在でありたい。少なくともこの映画が、観てくださった”君”にとっての梨田・浜中になって欲しい。
浜中の言葉を借りるなら、この映画は「何があっても君の味方」です。

この度は映画『炎上する君』をご覧頂きましてありがとうございます。ストリートミュージシャン役のバイオリン演奏を担当させていただきました林周雅です。出演者の方々の独特で感受性豊かな表現力がとても刺激的でした。
感情を解放・爆発させるような演技は、音楽にも共通するものがあり、僕自身とても楽しんで撮影させていただきました。
原作の西加奈子さんの素敵な作品に少しでもお力添えが出来ていれば幸いです。

今回尊敬するふくだももこさんの監督作品に出演することができとても光栄に思います。
現場はわきあいあいとした雰囲気でとてもなごやかな雰囲気で行うことができました！
ついに公開となります。皆様、映画館へ足を運びください！よろしくお願いいたします。

自分のための本当のことって、ずっと全く同じではなくて、どこかでズレてしまってでも気づいて戻してズレて戻して、そんなときに隣に居てくれればどれだけ心強いか、幸せか。
監督補という立場で見た、色んな人がそれぞれのやり方で「炎上する君」に向かってることが私にとってその存在でした。
あなたに観てもらえるのもそうです。少しでもなにか返せたらよいのですが、、、映画「炎上する君」を楽しんでいただけますように！

念願のふくだ監督作品に初めて参加させて頂きました、岡田優と申します。
西加奈子さんの原作を自分が読んで受けた印象とまるで違うようで、とても原作に対する愛の深い『炎上する君』になっていると思います。
皆様よろしくお願いいたします。